■週間日記「今週のW.A.T」■
■6月22日丹後半島ツーリングは、雨予報のため29日に延期です■
忙しくて先導さんに丸投げ企画、ルートも知らないミステリー・ツアー
集合は6月29日0700、篠山三角ローソン、35.0719814,135.3288846,
神戸組は0600に有野のセブンイレブン、34.7840886,135.2031885,
駐車場の隅で静かに待機願います。できるだけ何か買ってください。
中止・変更はこの週間日記ページで随時更新します。
個別に声掛けしません。参加連絡も不要です。当日の気分でどうぞ。
私のカブ90と、カブ70が参加します、ペースは遅めご了承ください。
当日の朝、家を出る前に必ずこのページを確認してくださいね。
メーカー様からご依頼いただいた、アルミ鋳物の溶接作業。
某・世界最高峰レースの開発に使用する設備部品、らしい。
そんな仕事が、なぜ関西の怪しい野良犬のウチに来る?
実は、担当者さんとは個人的に付き合いがあって。
あんたなら簡単やろ、と裁量で仕事を投げてくれたのだ。
メーカーの依頼は、図面や契約書やで非常に面倒なのが常。
でもこの人、「このへんに適当にパイプ付けといて!」的な。
「レース開発はスピード意識が大事なんだ」、そのとおり。
左写真: 支給された鋳物部品と材料。
この薄鋳物にこの太いパイプ?これ歪むぞとちょいイモる。
右写真: 歪み対策は材料の擦り合わせから。
メタルソーではなく、旋盤で削って座面を綺麗に整える。
左写真: 下穴も溶接座もボーリングで精密に抜いておく。
歪み的には後加工が楽だが、別で加工治具が必要になる。
右写真: 歪み方向を見込んで、バイスで抑えて溶接。
中からポコポコ気泡が出て来る。なんだ?この材料は?
左、右写真: 気泡が凄かったので、PT検査。
溶接で消しきれていない気泡がビード表面に残ってるね・・
だがその周囲よ。俺の溶接以上に鋳物にゃ巣穴や欠陥が。
そりゃ噴くわ・・これでOKなら気泡なんかゼンゼンOKやん。
この謎鋳物、薄いうえに溶接性が最悪でポコポコ噴く。
そしてパイプ材とのマッチングもイマイチ。馴染みが悪い。
材料選定して支給してくれてるハズなのだが、ナゼだ??
で、半歩ずつ戻る、ねちっこい溶接で気泡を消したのだが。
治具に拘束してる時は、普通に平坦に沿ってたんだけど。
クランプ外したらダイヤフラム状態で、歪み取りの泥仕合。
まぁまぁ悲しい。受けたの激しく後悔。何で受けたかって?
「ウチさぁ、F1の仕事もしてるじゃん?」って言いたかったw
そして大嫌いな車検。毎回思う。バイクに車検なんかいる?
車検証を無くした人の車検は、書類の再発行から始まる。
朝6時半に家出て、工場でバイク積んで、陸事に9時到着。
令和の時代に、紙に何枚も住所と氏名書くこのシステムよ。
車検証が出たの昼直前。昼休み挟んでやっと午後に受験。
俺、午前中かかって350円の紙切れ一枚出しただけ!?
あげく「ライトが暗い」とか明るく言われて。知らんがな。
暗いライトより明るいライトのほうが迷惑やっちゅうねん。
あの眩しい配光で車の型式認定通してる役人マジ無能。
並んだ前の人、シフトパターン不備で落とされてたが
シフトパターン表記なんか必要?見て乗ることある?
そもそも、ペダル「上げる」か「下げる」しかないやんけ
マジこの茶番に価値を感じない、いらんやろバイク車検