■週間日記「今週のW.A.T」■
業者様からご依頼いただいたカムの再研磨。
カム山の下り勾配が荒れ、かなり凸凹に。
エンジンブローでピストンが叩いた様子。
希少なカムシャフトだそうで「何とかならんか?」
実はカムって、閉じ側こそ難しいんです。
カムから放すとシム飛んでエンジン壊れたり。
ブレーキが甘いとバルブがバウンスしたり。
カムの性能は、リフトと作用角だけでは語れない。
加工カムは既にベース円が小さいことが多い。
ランプの観点から、今回もベース円を削るのは厳しい。
何とかやりくりして、カムプロフィールから凹を除去。
傷はありますが、一応、リフトカーブはスムーズに。
傷を削り取るのは簡単だけど、ノーブレーキになる。
シートにバルブを激突させるようなカムはダメ。
ドアも最後は「そっ」と閉めないとバン!と弾むでしょ?
同じことがヘッド内でも起こってるんです。
昨年から頼まれていた木こり依頼も全部終了。
後からアレもコレもと増えて予定より時間かかりました。
近隣苦情で伐採というより、もはや山林開発の規模。
金かかるわ売れんわで地主さんもたいへんですな。
差し入れに来た常連さんは、この山欲しそうでしたが。
気持ちは分かる。海や山遊びはやってて飽きんもん。
外で汗かいて、皆で弁当食べて、いや〜楽しかった!
稼いだ小遣いで、今年こそハーレーの車検取るか?!
工場裏山のウグイスが鳴きだした!春の気配です。
V-MAXの事故フレーム修理作業も進んでいます。
当社の修正機は、定盤上でPIVを締め上げ固定。
PIV左右から受ける市販修正機よりも精度が出ます。
特に重量車の実車フレーム修正などでは差が出る。
重さで垂れないので繰り返し精度は0.5mm以内。
当社がフレームを「ミリ」で直せる理由のひとつです。
だが反面、修正機へ載せるのに物凄く時間が必要。
V-MAXはPIVが左右別挿しなので特にたいへんだ。