■週間日記「今週のW.A.T」■

業者様からご依頼いただいた、折れ込み抜き。
R1-Zのシリンダスタッドが4本折れ込み。
2本はツラ折れだけど、2本はノック穴奥で折れ。
ご存知のとおり、頭が深いと難易度が上がる。
最悪だと、切開して抜いて溶接再生の大工事に。
だが今回は、折れ込み後に何もせず送付いただき。
「何もせず相談を」と言いながら、抜けんはダサい。
苦戦の痕跡すらなく速攻で返すのがカッコいいのだ。
このとおり、機械で削ったのではなく抜いています。
苦戦の痕跡もなく、綺麗に素早く抜くのがカッコいい。
特に今回は、何もせずに送っていただいたからね。
「何もしてなきゃ余裕っスよ〜」的な楽勝感をアピる。
実際は泥仕合で、泊り込みして抜いてんだけど。
プロでも折ったくらいの固着、簡単に抜けまっかいな。
修正モノは「最後にご相談ください」と公言しているが。
折れ込みは、何もせずおいちゃんにご相談を。
折れ込み抜き取り全戦全勝更新中
左写真: この2本はツラ折れで、難易度は普通。
何もしてなきゃ、だいたいの場合で外から抜けます。
右写真: ハイ、綺麗に抜けました。ネジ山も大丈夫。
何もせずご依頼いただいて大正解。
左写真: コチラの2本はノック穴奥でアタマが深い。
難易度が上がるけど、コチラもお外から回して抜く。
右写真: ハイ、綺麗に抜けました。ネジ山も大丈夫。
何もせずご依頼いただいて、大・大正解。
そしてお次も折れ込みボルトの抜き取り。
コチラはカムホルダーのM6ボルト折れ込み。
ご存知のとおり、ホルダーボルトは硬いM6ボルト。
あと、必ずノックがあって折れ込みが深くなる。
失敗したら切開溶接でカムラインボーリング(涙)
作業者的には、シリンダスタッドよりもリスク高い。
だがしかし。同時にゾクゾクするんだよなぁ。
抜けた時のアドレナリンよ。抜き取りジャンキー。