■週間日記「今週のW.A.T」■
2月24(土)、25(日)は出張作業のため休業となります。
業者様からご依頼いただいた、2サイクルシリンダ加工。
今は無き2サイクル、しかも500ccのモトクロッサー。
当時のMXトップカテゴリー、モンスターマシンでした。
でも最後のほうは250ccのほうがラップ速かったとか。
何事も「バランスが大事」ってコトですかね。
写真: 排気ポート上には謎の加工が?
過去に誰かがピストン逆組みに挑戦したのだろうか?
左写真: 2サイクルは本当にシンプル。
腰上の部品構成はたったこれだけ、だから普及した。
右写真: さすが500ccもあると、ピストンもデカい。
ですがトップ部にデトネ凹みがあり、既に危ない気配が。
左写真: デトネを目にしたら、無茶はできません。
懐かしの「ポーティングノギス」を使って控えめ加工。
右写真: ポーティングよりも大切な「ボカシ加工」
特にセンターリブはせり出して焼けるので念入りに。
写真: しかし、排気ポート上の凹み加工?が謎だ。
写真のとおり、ストロークの半分近く排気ポートが開口。
ここから未燃焼ガスもオイルも垂れ流しの2サイクル。
時代の成熟&環境規制と共に淘汰されてしまいました。
昔はスタンドで混合ガソリン普通に売ってたんですよ。
安くて力が強い2サイクルは、庶民の味方だったんです。
将来的には、内燃機関そのものが同じ運命かな?
写真: 整備入庫のFJR1300。
このバイク、地味だけど物凄く良くできていますね。
振動もなく、風洞とかもメチャしっかりやってある。
冬にチンピラみたいな格好で乗る私には良く判る。
だがしかし・・・街乗りはやっぱV125が最強だな。
日本の生活・税制・道路事情に寄り添う優秀な設計。
庶民には、ABSより灯油積めるほうが大事なんです。
こちらも排ガス規制で廃盤になっちゃったけど。