■週間日記「今週のW.A.T」■
業者様からご依頼いただいたマッハのケース修正。
マッハのお約束、シリンダスタッドボスのクラックです。
根が錆びて膨らみ、スタッド回すとケース押し割る。
誰も悪くない。これはもう、仕方のない破損です。
溶接で修正しますが、この母材は冷え割れに敏感。
鉄工所さんでもドツボ・ループにハマる「冷え割れ」
作業中にどうしようもなくなって、ウチに来る例も。
ウチも昔は苦労しましたが、技術開発で何とか解決。
上から盛る溶接ではないので、修正痕も残しません。
このとおり、ウチは最小限の作業範囲で綺麗に修正。
冷え割れの上に盛る溶接だと、ビード研磨は無理。
綺麗に削れるのは、部分鋳造に近い溶接法だから。
「どんなメタル使ってるの?」と、よく聞かれます。
メタルは個体や直す部位で変わるから、答えがない。
例えば今回、芯側はネジ山の強度が出るメタル。
外の一皮は、研磨肌揃えるため色調が合うメタル。
そりゃ冷え割れ優先でメタル選定したら作業楽ですよ。
でもその結果、ネジ強度が落ちたら何か嫌やん?
お次はZ1スプロケカバーボスのヘリサート部を再修正。
今期は超忙しくて、よく見ずにササッと見積して受注。
そして3ヶ月、順番来てゆるゆるのヘリサート抜いたら・・
うわっ!奥底深くに折れ込みボルトがあるやんけ(汗)
しかもドリルが逃げてケース側ガタガタやし!最悪やっ!
さすがDIY王国アメリカの修理。インチでないだけマシ。
これは根からノック穴まで全部溶接で作り直しやな。
このノック穴って、座標の要求精度が高いんよね〜
完全に見積ミス。忙しいとこういう見落としが出る。
俺のならバネ削るw も冷たく無視された
そしてジャーマニ帰りの常連ハルグッツィ君の車両整備。
「リアサス持込交換して」に、また電話するわ、が半年前。
「電話がない!」一部上場茶髪ヤンキー課長がお怒りにw
ご〜めんごめん。おいちゃん既にセミリタイヤしてっから。
で、持って来たサス組んだら少し当たる。これでええの?
「機能的にはどうですか?自分のならアリですか?」
さすが管理職。自分で言わない。コッチの口で言わせる。
整備台の順番待ちで後ろ詰まってんだけど、仕方ない。
と、いうわけで、H垣さん、S永君、B場君、予定遅れます。