■週間日記「今週のW.A.T」■

常連M本さんのRC30、エンジンオーバーホールです。
ミッション修理の予定がフルO/Hになった、例の30。
皆さんが「見たい」というので、ダイジェストでご紹介。
クランクのお次は腰下の要、メタル合わせ&選定。
実はメタルって、できれば交換したくない部品。
でも35年12万キロも使うとクラッシュハイトが飛ぶ。
今回はクランク研磨したから再調整も必要ですしね。
ってワケで、次の10万キロを見据えて今回は交換。
RC30のオーバーホールそのB
左、右写真: メタル合わせは実測で。
今回はクランク研磨しましたが、無研磨でも実測必須。
マニュアルではサイズ刻印表に従え、となっていますが。
測ってみると、メタルも刻印も結構バラついてるんです。
左、右写真: 新品メタルと経年メタル。
熱焼けも強アタリも、クラッシュハイト不足が原因。
チタンロッドのメタル交換は、ハウジング研磨とセット。
研磨技術がなければ、交換しないほうが良い。
左、右写真: ウチは更にメタル選定で精密調整。
メタル合わせ工程で単体クリアランスは出ていますが。
更にメタル個体のバラツキを利用して配置を決める。
これが効く。組む人でパワーや寿命が変わる理由.。
ウチが組んだエンジンは、メタルに測定痕が残る。
傷がつかないプラスチゲージを使え、と言われるが。
実はプラスチゲージって「測定器」じゃないのよね。
「確認」程度には使えても、「測定」には使えんわけ。
あと、プラスチゲージではメタル選定ができない。
測定痕を気にして成り行きのメタルじゃ意味がない。
そりゃ、傷はないほうがいいとは思うけども。
俺、ワークスでもこうやってたが、壊れたことないで。
言うとくけど、量産よりも細ピン・幅狭・低油圧やでな。