■週間日記「今週のW.A.T」■

来年から子供3人全員が大学で下宿するとか噂が。
ヤバイ。今のうちに遊び道具を形にしとかねば。
ってことで始まった和船プロジェクト。の、船外機。
明石海峡で使うから、そこそこの馬力が必要。
あと、2サイクルは止めとこう。海汚すからね。
で、船体の許容最大馬力の4スト新品50万。無理。
仕方なく「実動」の中古買ったら、これがダメダメ。
整備せな怖くて使えん。船は押して帰れんからな。
左写真: 端緒はコレ。ギアオイルの白濁。
オイル白濁は海水がドライブ内に浸入している証拠。
潤滑を失うとドライブが破損、海上で漂流してしまう。
右写真: 泣く泣くロアケースを外し、ドライブをO/H。
左、右写真: 全てのシールがアウトでした。
海水は恐ろしい。シールと同時にハウジングもアウト。
海でシャフト船が好まれる理由がわかるね。
シャフトしか海水に漬からんから、壊れんもんな。
左写真: ドライブ軸を研磨で再生。
外はSUS、内はFeを摩擦溶接。錆びず強い。ナルホド。
右写真: クラッチの構造も「ナルホド」
シフト構造が壊れても、前進には入る生還設計。
左写真: 割れていた冷却インペラを交換。
交換済みと聞いていたが、念のため確認して正解だ。
右写真: 劣化して全開固定のサーモも交換。
この船外機はオートチョークだから、燃費悪かったハズ。
左、右写真: 前作業者が整備できなかった理由。
塩噛みで、水路カバーのボルトが折れ込み。
「無理に回して機械が終るより放置が正解」的な?
私は抜けるけど、普通は折れ込んだら抜けんもんなぁ。
左、右写真: 完全に消えていた内部アノード。
アノードは、自ら消耗することで構造を電蝕から守る。
だが、アノードもサーモも水洗ポート固着も放置状態。
一切の整備が放棄されていた、その理由とは・・
左、右写真: 普通はこんなんも直せない?
カウルボルトがえらい斜めってるなぁ?と思ってたら。
ボルトが折れ込んだ上から斜めにタップしてあった。
おいちゃんは切開して抜き取り、肉盛り+タップで再生。
左写真: 分解ついでにタペット調整。
これだけで始動性が激変。正しい整備って「効く」のよ。
右写真: 純正部品は2輪と比べて安かった。
つまり、それだけ消耗部品です、ってことだろうね。
完成。予想外に手間かかったが、これで安心だ。
船関係の整備って、頼んだらメッチャ高いのよ。
俺、商売のフィールド間違えたな、と思うくらい。
でも自分でやったら分かった。そりゃ高く言うわ。
ボルト折れる前提で見積しないと、倒産しちゃう。
折ったボルトが抜けなけりゃ、エンジン弁償だし。
でも実は1個、ボンドでボルト頭が貼ってあった。
前作業者め。やらかして、お客には黙ってたなw
毎日っちゅうても、前夜半徹と戻ってからも残業するから、正味無休。
「いつ寝てるの?」釣り場で寝てる。アタリ鈴に起こされる幸せよw
陸っぱりのノマセ釣り、恒例のブリ勝負がシーズンイン。
今が激アツ。こんなのが1日9本も釣れるんだよ。
1年待った。釣れてるこのタイミングで毎日通いたい。
だからセミリタイヤして、海近工場へ引っ越したのだ。
だがしかし。工場のBO見たら毎日釣りは行けんなぁ。
おかしいな?受注を調整して準備していたのだが・・
思いつきで始めた和船プロジェクトが足を引いたか?
因みに、右手で持ってるメジロは脂がすごかった。
腹身がバター状態。まな板の上で脂が溶け出る。
背中から太っといコイツ、実は養殖モノなんです。
先日の台風で、漁協のイケスから逃げ出した個体。
ウマイよ〜!刺身で食うなら、やっぱ養殖モノ。