■週間日記「今週のW.A.T」■
先週に続き、常連ヤー吉さんJrの自動車。ヘッド加工。
Jr、サーキットを走っているそうで。血は争えんねぇ。
今回はヘッドメンテと同時にポート加工も施工。
令和に「ポート加工してくれ」ってか。血は争えんねぇ。
レースは危ないけどね。でも車だとまだ安全かな?
そのへんは賢い今の若者だね、と思ってたんだけど。
面倒見ている車屋さん曰く、Jrはエエ勢いしてるらしい。
そうなん?物静かな青年なのに?血は争えんねぇ。
左写真: 距離相応に劣化したシリンダヘッド。
サーキット使用にしてはカーボン多め。燃調?オイル?
右写真: バルブやガイドを抜いてポート加工。
この個体はマニホールドとの段差が結構ありました。
左、右写真: ガイド交換はかなり技術がいる作業。
ヘッド側の下穴は、クリアランス管理兼ねてホーニング。
この抜き傷は、オイル通路となって白煙を悪化させる。
ガイドのサイズ選定とホーニングで圧入締度も管理。
左写真: ガイド打ち込みは乾膜潤滑と併用で。
ホーニングで取れなかった傷が乾膜で埋まる効果も。
右写真: 電気釜でヒートサイクルのプログラム運転。
圧入残留応力を緩和させて、本来の位置へ座らせる。
左、右写真: ガイドを正しい位置に座らせて内燃加工。
シートカット後にガイド倒れたら、芯ズレてシールしない。
だからシートカット前に電気釜でガイド座らせるわけさ。
ガイドのリーマ合わせ+バルブ選定で遊びも管理ね。
左、右写真: 組み付けて完成。
一部しか紹介できませんが、ヘッド作業はノウハウの塊。
外観だと、綺麗になったことくらいしか分からないけどね。
外注じゃ実現できない。だから設備買って自分でやる。
写真: ウチのポート加工はガイド根元を触らない。
「ガイド根の盛り上がりは流体の抵抗になるやんけ」?
正解。全くそのとおり。凸凹はないほうが良い。
だがしかし、ソコを削ると肉厚落ちてガイド締度が偏る。
結果、ガイドが倒れてバルブシートに隙間ができるのだ。
そして圧縮や燃焼圧が漏れて逆にパワーダウンする。
運転中の熱分布は複雑で、冷間OKにあんま意味ない。
ちゅうかシート内径触らんなら途中広げても意味ないし。
ちゅうかハンデよ、ハンデ。俺様に20ft与えたら明石海峡から魚消えるでw
お客さんが日本海で40kgのクロマグロを釣ったとか。
もちろん船で。そうか。船があればマグロ狙えるのか。
中古船なら200万。ユンボとハーレー売れば買える計算。
しかし保険と係留代で毎月3万。毎年PCX買えるやんけ。
無理。経済的には軽トラで運べる2馬力ボートしかない。
2馬力ボートなら免許不要。船検もない。最高やん。
沖に出れん?別にいいよ。そもそも俺、船酔いするし。
「じゃあなんで船舶免許取ったの!?」と皆さん大爆笑。
ふん!俺様の「はこふぐ号」に乗せてやらんからなっ!